ITポリシーの策定とは、会社経営・運営上ITをどのように活かしていくのか、また、その活用の為にどのようなルールを設けるのかということです。

今や事務所で働く社員には一人一台のパソコンが提供されていると思います。出張の多い方には、事務所用と社外持ち出し用の２台支給されていることもあるでしょう。それでは、そもそもパソコンは何故支給されているのでしょうか？私たちは何の為にパソコンを使っているのでしょうか？何を今更というお声が聞こえてきますが、考えて見ましょう。

そりゃあパソコン無しでは最早仕事ができない。E-Mailが読めなければ、仕事にならん。これらは、個々人の業務効率化、コミュニケーション手段ということです。更に進めれば、部署内での情報共有、社内での情報共有ということもあるでしょう。そのことによってより正確に、効率よく業務をこなし、サービスの質を向上させることができるでしょう。更に、経営陣にとっては、経営計画のレビューをタイムリーにできるようになり、環境の変化に対応した会社経営ができるようになります。逆に言えば、IT化無くして、環境の変化に柔軟に対応できる経営は難しいとも言えるのです。

このようにIT化は、現場レベルから経営レベルまで、会社運営において欠かせないものです。そのことを踏まえ、ITポリシーを策定せねばなりません。